ユーミン「ダンディライオン」の深い話

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曲はコチラからどうぞ


「君はダンディライオン 傷ついた日々は 彼に出逢うための

そうよ運命が用意してくれた大切なレッスン 今ステキなレディになる」

ユーミンの名曲、「ダンディライオン 遅咲きのタンポポ」の一節です。

ツライことも、苦しいことも、大きなことを成し遂げるためには

通らねばならないプロセスだったんだなあ、と

そう思えることがあります。

苦労して栄冠をつかんだ人たちは、よくそう語ってくれます。

遅咲きでもいい、立派な花を咲かせたことに、胸を張ればイイと思います。

今、その苦難の中にある人にも、そう声をかけて、励みにしてもらいたい。

ユーミンの歌に、背中を押してもらった人は、けっこう多いのでは?

わたしにとっては、この歌がそうです。

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愛は惜しみなく奪う⁈

石川さゆりさんのヒット曲「天城越え」に

こんな鬼気迫る歌詞があります。

「誰かに盗られるくらいなら

あなたを殺していいですか」

愛情も、ここまで来ると、怖いものです。

愛は惜しみなく奪う、と言った作家もいましたが

相手を独占してしまいたい!

実は、これが、愛の実態かも知れません。

男なら、好きな彼女が

他の男と楽しそうに話していたら、

ムカッときませんか?

貴方、いつも、私だけを見ていてね

そんな歌もありました。

好きであればあるほど、私だけのものにしたい!

だから、誰かに盗られるくらいなら、

いっそ殺してしまいたい、となるのでしょう。

人間の、深い深い心淵を見る思いです。

https://m.youtube.com/watch?v=RHvV8CvLfUA

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北島三郎「のぼり坂」

いつも渋い歌詞を聞かせてくれるサブちゃんが

これも、なかなか味のある歌ですね。

「あっても苦労 なくても苦労

そんなもんだよ 人生は

いくつになっても なっても のぼり坂」

のぼり坂は、苦しいです。

いくつになっても、苦しい人生

何のために生きるのか。

大事なことですね。

「自殺したい」と投稿した人を誘い出し

殺害したという事件がありました。

そんな人は、ホントに自殺したいのか?

むしろ、助けて欲しい、

生きたいのではないでしょうか?

けれども苦しい人生、なぜ生きねばならないか

分からないから、教えてもらいたい!

そんな心の叫びではないでしょうか。

「そんなもんだよ」とあきらめることなく

「なぜ生きる」の真実をお伝えせねばと思います。

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メディアよりコンテンツが重要だ ピーターバラカンの指摘

どう伝えるかより、何を伝えるか。
メディアより、コンテンツが肝心だ。
そう確認させられる番組でした。
今夜のNHKの「クローズアップ現代」は
音楽業界の課題について、切り込んでいました。

レコードやCDで売られていた音楽が、
ダウンロード販売やストリーミング配信にかわり、
音楽業界が縮小している、という問題です。
たしかに「CD売り上げランキング」では
あの手法を使っているAKB48なんかが上位を占め、
売り上げ総額は、15年前の3分の1になっています。

ネットで無料で聞けるなら、
わざわざCDを買ったりしないよ、
だから音楽では生計を立てられないさ。
これでは、新しい音楽家が育たない、
そういう危機感もあります。

しかし無料で聞けるのは
今に始まったことじゃない!
そう指摘したのは、ゲストのピーター・バラカン氏でした。
皆さんも、学生時代を思い出して下さい。
ラジオをつければ、音楽番組があふれていて、
「エアチェック」といって、それを録音していました。
AMではちょっと、ザラザラした音質ですが、
FMを聞けば、格段によい音質で、録音できました。
これをカセットテープに集めて、
自分なりに音楽を楽しんでいたものです。

そして、特にこのグループは、
ラジオで流れている以外にも聞いてみたい
そう思って、LPのアルバムを買いました。
そこには、カッコいいジャケット写真やら、
アーティスト手書きの歌詞カードなんかがあって、
すごく得した気分になったものです。

現在でも、そうしてCDのアルバムを購入する人はあります。
ただ、AKBみたいに、爆発的に売れないだけで。
そして、昔も今も、変わらないのは、
本当に愛されるグループならば、
コンサートには人が集まっているということです。
おっと、今は「ライブ」とも言いますね。
昔もあったか、「ライブハウス」なんてね。

福岡にあったライブハウス「昭和」から、
チューリップなどのビッグ・アーティストが巣立ったことは
有名な話です。
実力があれば、チャンスはあるのです。
無料で聞けるから、アーティストにリスペクトがない、
という指摘に対しても、ピーター・バラカン氏は
「リスペクトしているアーティストのライブは
 満員になっている。リスペクトされてない訳じゃない」

ただ、できあいの音楽を組み合わせるだけで
安易に作った楽曲で
「売れない、売れない」とぼやいている
そんなことはいないでしょうか。
聞いてくれない、と嘆くより、
聞きたくなる音楽を苦労して作り出す、
その努力こそ、大事ではないでしょうか。

メディア、媒体の問題ではなく
コンテンツ、中身の問題ではないか。
どう伝えるか、よりも
何を伝えようとしているか、こそが大事。
そういう根本的な問題を考えさせられる番組でした。

仏法が問うているのも、
どう生きるか、も大切だが、
なぜ生きるのか、という一大事です。
地味でも、泥臭くても、もがきながらでもいい、
頑張って生きているのは、
この目的のためなのだ、というものを。

さて、音楽は、「ラジオのスターが、ビデオに殺された」と歌う、
バグルスの大ヒットです。
ここまで書いてきたことと、反対やないか、とも思いますが、
本当に優れた俳優は、ラジオドラマでも、
映画でも、テレビドラマでも
活躍しています。
そんな逆説的な歌詞と思って聞くと、面白いですね
Video killed the radio star by Buggles

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かぐや姫「神田川」の誕生秘話

NHKのEテレ「団塊スタイル」で、南こうせつさんの『神田川』に
フォーカスした番組をやっていました。私も中学に入った頃、毎日の
ように聞いていた、あの名曲です。
フォークグループ、かぐや姫の三枚目のアルバムに収録されたこの曲は
喜多條忠さんの作詞、南こうせつさんの作曲です。
その誕生秘話を、こう、紹介していました。

当時放送作家だった喜多條さんに、こうせつさんが、詞を作って下さい、
ただ、締切は今日なんです、と、かなり強引にお願い。
深夜ラジオのパーソナリティをやっていたこうせつさんの人柄を
よく知っていた喜多條さんは、これを引き受けます。

当時、東京は神田川の近くのアパートに住んでいたことがある
喜多條さん、後に奥さんになる女性との同棲中で、
自分の周りの生活や想いを、詩につづります。
やがてできた歌詞を、電話でこうせつさんに伝えました。

「ふんふん、あなたは、もう、忘れたかしら、ですね・・・」
スーパーのチラシの裏に書きとったこうせつさんは、
2~3分後に喜多條さんに電話してきて
「曲、できました」と言って、その場で歌って聞かせました。
「それが、できあがったあの曲、そのものだったんですよ」と
喜多條さんは、感動を語っていました。

いろんなアーティストが語っていますが、
ほんとうに名曲ができる時というのは、
まさに天からふってくるような、
心の底から湧き上がってくるような、
ひらめきわたるもののようですね。

もっとも、それをアレンジして、全体として一曲に仕上げるには
大変な努力が必要ですが。

さて、その歌詞について、喜多條さん、こうせつさんが語っていました。
恋人との同棲生活、それは既存の日本人の倫理、習慣の破壊であり、
実際、それぞれの両親からも強く反対されたそうです。
しかし、若さゆえ、それを恐れず、自己の心にしたがって進んでいた。
まさにそれは
「若かったあの頃、何も怖くなかった」
だったのでした。歌詞は、そこで終わるつもりだったと言います。

しかし、喜多條さんは、
「でも、それだけでいいんだろうか」
と、不安を感じていたそうです。
学生運動のデモからアパートに戻ると、
恋人がやさしく料理を作ってくれている。
それをまた、優しく見守っている自分がいる。

この暖かい場所に、帰ってくる幸せを、もちろん感じている。
でも、このままでいいのかなあ、という漠然とした不安。
いつまでも、これが続くわけじゃないし、
こわい、というか、何というか、
言うに言えない思いが、最後の歌詞
「ただ、あなたのやさしさが、こわかった」
になったそうです。

同じ頃、やはり同棲生活をしていたこうせつさんも、
共感し、これを聞くなり、すぐにメロディが浮かんできた、
そして、かぐや姫を代表する名曲「神田川」が生まれたのでした。

諸行無常、盛者必衰は、世の常とはいえ
今のこの幸せは、続いて欲しい。
でも、やっぱり、移り変わって行くんだろうなあ
あんな時もあったなあ、という日が、やがて来るんだろうなあ。
今はたしかに幸せだけど、心の底に、流れる不安。
釈迦は、その不安の源には、底知れぬ心の闇がある。
これが無明の闇(むみょうのやみ)といわれ、
すべての人の苦しみの根っこなんだと、教えています。

40年以上も前の、『神田川』を聞きながら、
涙する人が多いのは、
いつの時代も変わらぬ、人間の真実を
描き出しているからではないでしょうか。
では、その名曲をどうぞ。
かぐや姫『神田川』

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