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黒人演歌歌手ジェロ「海雪」でデビュー

 昨年12月24日に『未来報道2007・ニッポン・新HERO伝説』(日本テレビ系)で
新人演歌歌手として紹介され、その後、ブログなどでグーンと盛り上がっていた
黒人演歌歌手、ジェロのデビューシングル「海雪(うみゆき)」が、今月20日発売
とアナウンスされました。

 いやもう、完璧ともいえる日本語、コブシ回し、見た目からはぜんぜん想像
できないくらい「演歌」歌手として、一人前です。
 母方のおばあさんが日本人で、4分の1だけ日本人という「クォーター」ですが、
そのおばあさんに喜んでもらおうと思って、一生懸命演歌を練習したそうです。

 縁あってブラジルに行っていた頃、現地の日系人の方はカラオケで日本の
歌を歌うのが好きで、中には、日系人以外でも、欧州系の人でも、じょうずに
演歌を歌っている人が多くありました。だから、アフリカ系アメリカ人の方が
じょうずにうたっていても、私は違和感ないのですが、まあ、珍しいことには
違いないですね。でも、余り、そこについてばかり騒ぐのもどうか、とは思います。

 心にしみる、良い歌を、じょうずに歌える人ならば、肌の色は、関係ないでしょう。
 だって、あちらの人からすれば、日本人がヘタな英語でブルースやロックを
歌うのを、どう思っているでしょうねえ。それでも、いいものはいいと、評価して
くれています。
 エリック・クラプトンにしても、彼は黒人ブルースにぞっこんで、バディ・ガイだったか
アルバート・キングだったかと、共演したときは、「本当にハッピーだ」と感激して
いました。よい音楽は、人種も、言語も、国境もない、ということでしょう。

 そういうことからいえば、日本発の文化を、もっともっと自信持って発信しても
よいのではないでしょうか。
 たとえば、世界的哲学者ハイデッガーは、
「今日、英訳(おそらく歎異抄、筆者注)を通じて、東洋の聖者、親鸞を知った。
 もっと早く、出会っていたら、私は他の勉強はしなかった。日本語を学び、
親鸞の思想を学んで、これを世界に広めることを、生涯の仕事としたであろう」
と語っています。
 歎異抄といえば、こんな本が出るそうなので、関心のある方はどうぞ。
 「歎異抄をひらく」(高森顕徹著)

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